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悲劇喜劇2023年3月号 ―二〇二二年の演劇 記憶と言葉―

特集=二〇二二年の演劇 記憶と言葉





戦争、沖縄 刻んだ現代演劇 濱田元子



二〇二二年の歌舞伎界 児玉竜一



オリジナル・ミュージカルの増加 コロナ禍が拍車 萩尾瞳



二〇二二年海外招聘公演 伊達なつめ





■二十人の眼差し



二〇二二年の日本におけるイタリア演劇の上演 大崎さやの



演出家による戯曲の改変 大笹吉雄



化けの皮を剥ぐエグイ舞台 小田島則子



わたしと世界、そして舞台 金潤貞



二〇二二年の新派──越境と継承の可能性 後藤隆基



二〇二二年演劇界の収穫──トム・ストッパード『レオポルトシュタット』を中心に 嶋田直哉



身体のうえに歴史を編む──「教える」という実践 白尾芽



二〇二二年の2.5次元舞台 須川亜紀子



ダンスとは日常──勅使川原三郎の足跡 高橋彩子



血を流しながら生きる──ヌーラン・ダヴィッド・カーリス作・演出『メルン92/22』を中心に 寺尾恵仁



若手演劇人の胎動─争乱とコロナ禍の中で─ 永井多恵子



二〇二二年の宝塚 中井美穂



感覚の計量──小松海佑の漫談について 長沼航



二〇二二年のロームシアター京都──オウンドメディア、リサーチプログラムの試み 新里直之



岐路に立つ商業演劇 林尚之



特別な場所での一回限りの上演と映像──二〇二二年の能楽 原瑠璃彦



二〇二二年の演劇と「記憶」 日置貴之



多様な声に耳をすます 増田愛子



ざわめく言葉と強靭な物語 山内則史



二〇二二年の夏狂言 和田真生





アンケート「二〇二二年の演劇界の収穫」





●追悼



渡辺徹

文学座という家庭──演劇人・渡辺徹 鵜山仁



呉泰錫

呉泰錫先生を悼む 鄭義信



綿貫凜

埋もれていた戯曲の掘り起こし~綿貫凜が残した財産~ 杉山弘





●没後三十年目に振り返る、批評家・戸板康二



先生と呼んでいた戸板康二 矢野誠一



戸板康二さんの仕事 水落潔







『俳優・劇作家・演出家・制作者に向けたLGBTQ勉強会』について 和田華子



演劇作家「宮沢章夫」小論 佐々木敦



早稲小の利賀移住四六年の魅力──再演する力 石澤秀二





●批評



上演と上映のあいだで サミュエル・ベケット『QUAD』の公演を終えて 小手川将





●エッセイ



続・衣・食・遊・住

日常の中にある非日常 宮原浩暢





●連載



シーン・チェンジズ 長谷部浩の演劇夜話 長谷部浩



プロデューサーの大遺言 中根公夫



メディアとしての現代演劇──生活と世界を別の回路でつなぐ 内野儀





第十回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞受賞作決定のお知らせ





●戯曲



『再生数』 松原俊太郎



『シーサイドタウン』『文化センターの危機』 松田正隆





●演劇時評 田中伸子・内田洋一(第二回)



KAAT神奈川芸術劇場『ライカムで待っとく』

KERA・MAP『しびれ雲』

PARCO『幽霊はここにいる』 

文学座『欲望という名の電車』

世田谷パブリックシアター『夏の砂の上』

俳優座『猫、獅子になる』

新国立劇場『夜明けの寄り鯨』

東京芸術祭実行委員会『守銭奴 ザ・マネー・クレイジー』

SPAC‐静岡県舞台芸術センター『守銭奴 あるいは嘘の学校』    

世田谷パブリックシアター『建築家とアッシリア皇帝』

JACR0W『キョウカイセン』

加藤健一事務所『夏の盛りの蟬のように』

宝塚歌劇団雪組公演『蒼穹の昴』

エーシーオー沖縄、名取事務所『カタブイ、1972』

Bunkamura『ツダマンの世界』 

チャリT企画『アベベのべ2』

PLAY/GROUND Creation『CLOSER』

岡崎藝術座『イミグレ怪談』

ONEOR8『千一夜』



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商品情報

刊行日
2023/02/07
種類
雑誌
判型
A5判
ページ数
196
重量
270
商品コード
0000732303