新卒採用 早川書房

事業・仕事内容OUR BUSINESS

出版や電子書籍、オーディオブック、海外への版権販売、グッズ製作など
多面展開を行う早川書房の事業概要、お仕事についてご紹介。

事業

海外文学をはじめとした、多くの書籍の発行を手掛けています
国内外の文芸、SF、ミステリ、演劇書、ノンフィクションなど多種多様で良質な作品を幅広い読者に届けてきたことで高い評価を受けています。『ONE AND ONLY』を企業理念に、常に新しい企画を打ち出し、多くの読者に支持され続ける出版社を目指しています。また電子書籍などのデジタル・コンテンツや、関連グッズの開発にも力を入れています。何よりも読者が読みたいときに読みたい本が読める。このような環境を作り出すことで一人でも多くの読者に本を届けられるよう日々努力しています。
  • 出版事業

    出版事業

    1947年に演劇批評雑誌『悲劇喜劇』を創刊以来、独自路線の出社を続けてきました。「ONE AND ONLY」を理念に、時代の半歩先を見据えて、世界中の出版情報にアンテナを張り巡らせ常に新しい企画を打ち出してきました。
    海外のミステリやSF小説をはじめ、文芸、ノンフィクション、児童書など多種多様なジャンルの出版を行なっています。
    紙の書籍のほか、電子書籍やオーディオブック、海外への版権販売作などコンテンツの多面展開をしています。

  • グッズ企画・販売

    グッズ企画・販売

    “永遠の名作の商品化”をブランド・コンセプトとした 早川書房・公式グッズ・レーベル「HAYAKAWA FACTORY」を展開しています。
    多くのファンに愛されている作品の世界観を大切にしながら、原題や印象的なフレーズ等をモチーフにデザインした商品を開発。
    Tシャツ、トートバック、マグカップ、ブックカバーなどを当社サイト、書店などで販売しています。

  • 電子書籍ストア

    電子書籍ストア

    毎月、紙の書籍と同時に電子書籍を刊行しています。また、過去に刊行した書籍の電子化にも取り組んでいます。
    これら早川書房で出版している電子書籍を自社サイトにて直接読者へ販売しています。

仕事内容

当社での仕事はさまざまですが、良い出版物を作り上げるために全社一丸となって取り組んでいます。
  • 編集

    編集

    編集部では、出版事業の中心である書籍・雑誌の企画を立案し、その編集作業を行っています。「本」という商品を作り販売する企業である出版社において、「企画・開発」を担う部門です。書籍・雑誌の編集者は、企画立案から、原稿・翻訳依頼、原稿チェックやカバー・帯のキャッチコピー考案といった編集作業の全般を行います。刊行に際しては、ウェブサイトやSNSなどを利用したプロモーション、その後のメディアミックス展開など、担当作品に関するすべてに携わるプロデューサー的な存在です。
    また、「アガサ・クリスティー賞」「ハヤカワSFコンテスト」という2つの新人賞の運営に携わり、新人作家の発掘と育成を行っています。紙の書籍を出発点に、電子書籍・他言語への翻訳・メディアミックス・オリジナルグッズなど、コンテンツ事業展開のもとになる作品を生み出すのが、編集部の重要な仕事となっています。

  • 営業

    営業

    営業部の仕事を一言でいえば「本の売上を伸ばす」ことです。より多くの読者に早川書房の作品を届けるために戦略を立て、書店営業を行ない、商品を受注します。営業部員はそれぞれ、首都圏と地方に担当地域が割り振られており、その地域の書店・取次会社を訪問して新刊・話題書等の情報交換や、売れ行き良好書などの受注を行なっています。また、近年売上が増大しているネット書店への送品や、イベント物販・企業買上などの書店以外の販路への送品も行っています。また、適切なタイミングで重版を決めて、商品の在庫を切らさないようにすることも営業部の役割です。
    更に、書店の店頭で展開する拡材(POPやパネルなど)を作成したり、年に数回実施する文庫フェアの選書実施など、編集部と協力しながら、日々読者に「読みたい!」と思ってもらえるような売場展開を心がけています。

  • 制作

    制作

    制作部は出版社によって業務範囲が大きく異なるため、想像がつきにくい部署かもしれません
    簡単にいうと、編集部が企画をたて、テキストやイラストを用意する。それを書籍という「商品」に仕立てるところです。
    「商品」というからには、高品質なものを作るだけではなく、予定の期日に発売すること、それが利益をあげられるものであることが重要です。これら全般に責任をもち、進行、品質、原価、資材の管理をおこない、装幀や誌面レイアウト(DTP)、造本設計などの実務を合わせて担います。なお、多くの出版社同様、実際の生産は印刷所、製本所など外部でおこないます。各社との日程、品質に関する調整も重要な仕事です。

  • 制作

    校閲

    校閲課では書籍・雑誌の中身、カバー、帯からPOPやパネルのような拡材、広告、メールマガジンにいたるまで早川書房が出版、発信するほとんどの文字情報のチェックを行っています。
    作品ごとに校閲担当者を決め、初校刷り(ゲラ)を読み込み、誤字や脱字はないか、表現や事実関係に誤りはないか、体裁は整っているか、内容に矛盾はないかと、事細かにチェックし修正点や疑問点を編集者に出していきます。指摘が反映された再校とチェックした初校を照合し、また読み込み、気になるところを指摘し作品を完璧なものに近づけていきます(あるいは適切な外部校正者を選定してこの工程を依頼します)。同じような作業を様々な文字情報に対して行います。ポジションとしては目立つことのない縁の下の力持ち、一日中文字と向き合う地味な仕事ですが、責任は重大です。

  • 制作

    電子書籍

    電子書籍部は、電子書籍の企画、制作、プロモーション、配信を行っています。また自社電子書籍ストアの運営も担っています。早川書房は約4,000点の電子書籍を配信しており、収益の大きな柱となっています。各電子書籍ストアと定期的に打ち合わせを行い、各ストアでの露出やセール売上が最大化できるよう常に交渉しています。ほぼすべてのタイトルは紙書籍と同時発売しており、進行管理も重要な仕事です。

  • 制作

    著作権管理

    著作権管理課は翻訳権の売買、映像化やコミック化などの二次的利用権の売買、契約書の管理などを行っています。海外のブックフェアやフィルムフェスティバルに買付や、日本のコンテンツを売り込みに行く機会もあります。海外とのやりとりが多く、契約書の多くが英文なので英語力や法務知識が必須の部署です。