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悲劇喜劇2020年3月号 ―2019年の演劇―



悲劇喜劇3月号 特集=2019年の演劇



2019年の演劇回顧、決定版! 7人の評論家が振り返る2019年の演劇界&識者40人にアンケート

戯曲は、ワールドプレミア上演台本『FORTUNE』(作=サイモン・スティーヴンス、出演=森田剛、吉岡里帆)と、辻仁成の未発表戯曲『ガラシャ』。

また、2011年3月の東京での出来事と、カントやフランクルの思索との接続を意図した書き下ろしの小説、小田尚稔『是でいいのだ』(90枚)を掲載。解説は佐々木敦、滝口悠生。





◆寄稿「2019年の演劇」

白石加代子、市村正親、橋爪功──現代演劇の演技の一つの達成/みなもとごろう



『Q』の喪失感の深さ/内田洋一 



「傍観者」でいられなかった三作品──『スリーウインターズ』、『月の獣』、『福島三部作』──/谷岡健彦 



〈国境〉を挟んで振り返る二〇一九年/藤井慎太郎 



二〇一九年の商業演劇/林 尚之 



二〇一九年の歌舞伎界/児玉竜一 



危機感と多様性と二〇一九年の日米ミュージカル/萩尾 瞳 







第7回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞受賞作決定のお知らせ   







アンケート「2019年の演劇界の収穫」   





◆エッセイ

わたしの衣・食・遊・住/松本紀保 



OFF-OFF悲劇喜劇/シライケイタ 





◆連載

愛しき面倒な演劇人――名プロデューサーが明かす知られざる素顔/中根公夫 



シーン・チェンジズ――長谷部浩の演劇夜話/長谷部 浩 







追悼・山谷初男

プカプカの山谷初男さん/木村 隆 



追悼・クロード・レジ

クロード・レジ、岸辺への案内者/宮城 聰 





◆小説『是でいいのだ』に寄せて

「小田尚稔の演劇」と「小説」/佐々木 敦 



語り手の身体/滝口悠生 



◆小説

是でいいのだ/小田尚稔 





◆批評

解体と後の静けさ/伏見 瞬 



「世界演劇」を越えて

~東京芸術祭ワールドコンペティション2019と「ポストコロニアリズム」以後の世界~/横山義志





◆俳優座劇場『彼らもまた、わが息子』に寄せて

Live. /水谷八也 





◆『HIROSHIMA 太田川七つの流れ』日本上演にむけて/ロベール・ルパージュ/取材・文=伊達なつめ





◆『ガラシャ、その愛』を書き終えて。/辻 仁成 





◆戯曲

『ガラシャ、その愛』/辻 仁成 



『FORTUNE』/作=サイモン・スティーヴンス/翻訳=広田敦郎 







◆演劇時評(最終回)

小玉祥子・伊達なつめ



KAAT神奈川芸術劇場『常陸坊海尊』

新国立劇場『タージマハルの衛兵』

松竹『風の谷のナウシカ』

テレビ朝日、産経新聞社、パソナグループ『月の獣』       

ホリプロ『カリギュラ』   

KAAT神奈川芸術劇場『ドクター・ホフマンのサナトリウム~カフカ第4の長編~』

Quaras『THE NETHER』   

二兎社『私たちは何も知らない』

松竹『新版オグリ』

KAAT×KUNIO『グリークス』







◆時評ニュース

第五十四回紀伊國屋演劇賞、第二十三回鶴屋南北戯曲賞、新刊案内など







表紙挿入写真:『FORTUNE』

表紙:早川書房デザイン室
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商品情報

刊行日
2020/02/07
種類
雑誌
判型
A5判
ページ数
196
重量
270
商品コード
0000732003