雑誌

悲劇喜劇2017年1月号

特集=落語と演劇



『悲劇喜劇』2017年1月号では、今の落語ブームを演劇にからめて特集。

“落語と演劇の深い関係”について、落語家、演劇人、評論家が自身のエピソードとともに、考察します。



目次



私の落語 矢野誠一

演劇の現場で活躍する落語家たち 広瀬和生

大衆演劇と落語の間柄 原健太郎

落語と歌舞伎――その前提、その変容 児玉竜一

落語と一人芝居とシェイクスピアと 河合祥一郎

寄席定席と落語記者の五十年 長井好弘



■対談

未来のための落語論、演劇論 サンキュータツオ×九龍ジョー



『志の輔らくご』 大竹正紘

落語好きが高じて 風間杜夫

あっちの演劇、こっちの演劇 山本真由美

大好きな落語とのかかわり 松尾貴史

落語の「演じる」芝居の「演じる」、その違い 岩井秀人

新作落語を舞台化する ~噺家から俳優へのリレー~ G2

桂米朝師匠に教えてもらったこと。 木ノ下裕一



■鼎談

落語と演劇、それぞれの「語り」 前川知大×柳家三三×安井順平



■対談

落語家という職業――落語協会会長・柳亭市馬に訊く―― 矢野誠一×柳亭市馬



私が演じる理由 立川志らく

シェイクスピアウイルス 古今亭志ん輔

落語と演劇の違い 柳家花緑

鯉八らくご 瀧川鯉八

僕が落語家という職業を選んだ理由 立川吉笑

落語と演劇、二人の正蔵 林家正蔵



●ロングインタビュー

喬太郎落語ができるまで 柳家喬太郎



柳家喬太郎 新作落語五選

『同棲したい』『ハンバーグができるまで』『抜けガヴァドン』『諜報員メアリー』『ハワイの雪』



●インタビュー

オペラ『蝶々夫人』の演出に、アメリカに対する自らの思いをこめて 笈田ヨシ



●インタビュー

巨匠クリスチャン・ルパが誘う演劇の旅 クリスチャン・ルパ



●連載

わたしの衣・食・遊・住 ソニン

OFF-OFF悲劇喜劇 平岳大



■演劇時評

結城雅秀(演劇批評)×濱田元子(毎日新聞東京本社学芸部)第二回

「鱈々」(ホリプロ)

「るつぼ」(Bunkamura)

「星回帰線」(パルコ)

「クレシダ」(シーエイティプロデュース)

「弁明」(文学座アトリエの会)

「越前竹人形」(文学座)

「箆棒」(民藝)

「テレーズとローラン―あるいは愛の終わり、愛の始まり―」(地人会新社)

「ゴドーを待ちながら」(Kawai Project)

「フリック」(新国立劇場)

「象」(名取事務所)

「OKINAWA1972」(流山児★事務所)

「どん底」(昴)

「桐一葉」(花組芝居)

「人類最初のキス」(青年座)

「バッファローの月」(テアトル・エコー)

「郡上の立百姓」(青年劇場)

「うみ」(西瓜糖)

「マハゴニー市の興亡」(KAAT神奈川芸術劇場)

「来てけつかるべき新世界」(ヨーロッパ企画)

「DISGRACED(ディスグレイスト)―恥辱」(パソナグループ)

「アマハラ」(維新派)

「Woodcutters ― 伐採 ―」(フェスティバル/トーキョー)

「怪獣の教え」(パルコ)

「お国と五平/息子」(可児市文化創造センター)

「五兵衛と六兵衛/柿實る村」(オフィス樹)

「私はスター」(ジェットラグプロデュース)

「しろいあさに心臓をちぎって」(Pityman)



時評

「1万人のゴールド・シアター2016」、「彩の国シェイクスピア・シリーズ」二代目芸術監督、「第二回 森光子の奨励賞」、平幹二朗さんの通夜、告別式など演劇ニュース。



表紙写真:柳家喬太郎 [撮影:橘蓮二]

表紙:早川書房デザイン室
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商品情報

刊行日
2016/12/07
種類
雑誌
判型
A5判
ページ数
196
重量
270
商品コード
0000731701