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量子テレポーテーションのゆくえ ―相対性理論から「情報」と「現実」の未来まで―

2022年ノーベル物理学賞受賞!
世界で初めて量子テレポーテーションの実験に成功した著者が量子情報科学の基礎を徹底的に解き明かし、今後の展望を語り尽くす最良の入門書。


ウィーン大学1年生のアリスとボブは、入門クラスの授業で理論物理学者者 A・クォンティンガー教授に出会う。二人は彼の勧めに従い、「量子」の特性を明らかにするための様々な実験に取り組んでいく??

大栗博司 (東京大学国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構 機構長)
「量子もつれ」の概念は、量子コンピューター、量子通信、量子暗号など、さまざまな技術応用への可能性を秘めている。また、物質科学では、新物質の発見やその性質の理解のために重要になってきている。最近では、超弦理論や量子重力理論など、物理学の基本法則に関する研究においても、量子もつれが本質的な役割を果たしている。この分野の第一人者であるツァイリンガーが、量子もつれの不思議な世界を数式を用いずにわかりやすく解き明かした本書を、多くの人に読んでいただきたい。(監修者解説より)
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商品情報

著者
アントン・ツァイリンガー
訳者
田沢 恭子
監修者
大栗 博司
刊行日
2023/05/23
種類
電子書籍
商品コード
0000614307

著者紹介

  • アントン・ツァイリンガー