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戦艦 ―マレー沖海戦―

戦争ノンフィクションの名作が、いま甦る
大木毅監修 シリーズ〈人間と戦争〉

大艦巨砲主義の精華、その頂点にして終焉。
英艦隊の最新鋭戦艦プリンス・オヴ・ウェールズと巡洋戦艦レパルスに、日本海軍陸攻隊が放つ海の槍!

【本書概要】

1941年12月10日11時45分、日本海軍航空隊の索敵機がマレー半島東方沖約50マイルでイギリス艦隊の姿を捉えた。36センチ主砲10門を擁する最新鋭戦艦プリンス・オヴ・ウェールズと、高速の巡洋戦艦レパルス。駆逐艦3隻を伴っていたが、航空機による護衛の気配は全くなかった。
「敵主力見ユ」。直ちに電文が司令部へと送られ、攻撃隊が急行。大艦巨砲主義の粋を極めた敵艦の激しい対空砲火にさらされながらも、九六式陸上攻撃機と一式陸上攻撃機総数84機による水平爆撃、電撃の猛攻が始まる――。
「戦艦の時代」の終焉はいかにして訪れたか? 生き残った乗組員をはじめとする多くの関係者へのインタビューと日英両軍の資料を駆使し、その後の海軍戦略に決定的な影響を与えた世紀の海空戦を克明に再現する。

1979年に刊行した作品を、多くの戦史ノンフィクションの著作・翻訳で知られる戸髙一成氏(海軍史研究家・呉市海事歴史科学館[大和ミュージアム]館長)による監訳・解説により刷新、口絵として史料写真も追加した決定版。
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商品情報

著者
マーティン・ミドルブルック パトリック・マーニー
訳者
内藤 一郎
監修者
大木 毅 戸髙 一成
刊行日
2023/03/23
種類
電子書籍
商品コード
0000614246

著者紹介

  • マーティン・ミドルブルック

  • パトリック・マーニー