文庫

唐十郎 Ⅰ ―少女仮面/唐版 風の又三郎/少女都市からの呼び声―(ハヤカワ演劇文庫)

2019年2月、Bunkamuraシアターコクーンで上演!

●内容紹介

1960年代、70年代、80年代の唐十郎の代表作を一挙収録。



かつての宝塚の大スター春日野八千代の隠れ家である地下の喫茶店にファンの少女と老婆がやってくる……岸田國士戯曲賞受賞作『少女仮面』。



精神病院から逃げてきた青年と宇都宮から流れてきたホステスが東京の下町で出会う――宮沢賢治、ギリシャ神話、シェイクスピアを独自にかけあわせた『唐版 風の又三郎』。



ガラスの身体を持つ少女を巡る幻想の世界『少女都市からの呼び声』。



解説/宮沢章夫



●著者略歴

劇作家、演出家、小説家、俳優。1940年2月11日、東京生まれ。明治大学文学部演劇学科卒業。63年、「シチュエーションの会」(翌年「状況劇場」に改名)を旗揚げ。64年に処女戯曲「24時53分『塔の下』行きは竹早町の駄菓子屋の前で待っている」を執筆。67年、『腰巻お仙 -義理人情いろはにほへと篇』を新宿花園神社境内で上演し、紅テントの活動を開始した。69年発表の「少女仮面」で岸田國士戯曲賞受賞。国外での活動も積極的に行ない、74年に状況劇場で初演した「唐版 風の又三郎」は「パレスチナの風の又三郎」として、レバノンとシリアにてアラビア語で上演した。88年に状況劇場を解散、劇団「唐組」を旗揚げする。93年に金守珍(新宿梁山泊)が演出した「少女都市からの呼び声」は文化庁芸術祭賞を受賞した。03年発表の「泥人魚」で紀伊國屋演劇賞、鶴屋南北戯曲賞、読 売文学賞を受賞。横浜国立大学教授、近畿大学、明治大学客員教授を歴任。小説家としても数多くの作品を発表しており、82年発表の「佐川君からの手紙」で芥川賞を受賞。
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商品情報

著者
唐 十郎
刊行日
2019/02/06
種類
文庫
レーベル
ハヤカワ演劇文庫
日本図書分類/Cコード
0193
判型
文庫
ページ数
432
重量
231
商品コード
0000330046
ISBN
9784151400469

著者紹介

  • 唐 十郎