単行本

オペラ座のお仕事 ―世界最高の舞台をつくる―

ハヤカワ・ノンフィクション


塩野七生氏、推薦!
「外国人との信頼関係は対立の中で培われるものだと、この著者は言う。対立しそうになるや後退りしがちな日本人には、ぜひとも読んでほしい一冊です」

オペラ座は社会の縮図だ!
国内随一のオペラハウス、新国立劇場で専属の合唱指揮者として活躍する著者が、知られざる波瀾万丈の舞台裏とその人間模様を明かす。
個性的な外国人音楽家たちと繰り広げるバトル、今を時めくスター歌手の輝き、バイロイト音楽祭の愉快なワグネリアンたち、スカラ座で見た「火事場の馬鹿力」、北京に乗り込んだ日中共同公演のハプニングなど、壮麗で威厳ある舞台からは想像できないエピソードが続出!
さらに、「水泳」をキーワードにカラヤンを読み解き、「理想の指揮者」からリーダーシップについて考えるなど、ユニークな指揮者論を展開。
クラシック音楽ファンならずとも、オペラの舞台や音楽家たちが愛おしくてたまらなくなる!

三澤洋史(みさわ・ひろふみ)
1955年、群馬県高崎市新町生まれ。国立音楽大学声楽科を卒業後、ベルリン芸術大学指揮科を首席で卒業。2001年9月より新国立劇場で専属の合唱指揮者を務める。また、1999年から2003年まで、バイロイト音楽祭で祝祭合唱団指導スタッフとして従事。日本における合唱指揮の第一人者として広く知られる。新国立劇場では「蝶々夫人」や「ヘンゼルとグレーテル」などの公演を指揮。そのほかベルリン交響楽団、ダブリン・聖セシリア管弦楽団、ブダペスト・MAV交響楽団、モナコ・モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団等を指揮して高い評価を得ている。作曲や台本、演出も手がけ、主な作品に、ミュージカル「おにころ」、「愛はてしなく」、「ナディーヌ」などがある。「新国立劇場 こどものためのオペラ劇場」のために、ワーグナー作曲「ニーベルングの指環」をわずか1時間にまとめて編曲した「ジークフリートの冒険」は、ウィーン国立歌劇場、チューリヒ歌劇場でも取り上げられ、各紙で絶賛された。日本顕彰会より社会貢献者賞受賞、上毛新聞社より上毛音楽賞受賞。2013年8月の名古屋におけるワーグナー作曲「パルジファル」公演に対し、名古屋音楽ペンクラブ賞を受賞。
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商品情報

著者
三澤 洋史
刊行日
2014/10/24
種類
単行本
日本図書分類/Cコード
0073
判型
46判
ページ数
232
重量
260
商品コード
0000111562
ISBN
9784152094896

著者紹介

  • 三澤 洋史