明日の幸せを科学する（ハヤカワ文庫NF）

「人間とは何か」という問いに少しでも興味があるなら読んでおくべき。
――マルコム・グラッドウェル（『天才！　成功する人々の法則』）

こんなに大切なテーマについて、こんなに楽しく学べることはめったにない。
――ダニエル・カーネマン（ノーベル経済学賞受賞者、『ファスト＆スロー』）

どうすれば幸せになれるのか、自分がいちばんよくわかっているはず――。
と思いきや、がんばって就職活動したのに仕事を辞めたくなったり、生涯の伴侶に選んだ人が嫌いになったり。
なぜ私たちは未来の自分の幸せを正確に予測できないのだろう？　
その背景にある脳の錯覚や妄想について、
ハーバード大学の人気教授が心理学や行動経済学、脳科学を駆使して楽しく解き明かす！
『幸せはいつもちょっと先にある』改題文庫化。

●著者紹介
ダニエル・ギルバート Daniel Gilbert

ハーバード大学の社会心理学教授。
未来の出来事に対する自分の反応をどれくらい正確に予測できるかというテーマを研究している。
ハーバード大の学生による投票で、人気教授に7度選出。
司会者として出演した米公共放送局PBSのシリーズ『This Emotional Life（私の感情的な人生）』は1000万人以上が視聴。
なお、本書は英国王立協会の科学図書賞を受賞している。