ありふれた祈り
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全米4大ミステリで最優秀長篇賞を独占!
2016年度版「ミステリが読みたい!」(海外篇)第1位
北上次郎氏(文芸評論家)
読み終えると最後の一文が迫ってくる。
余韻たっぷりのラストがいい。
(本書解説より)
●アメリカ4大ミステリ賞受賞!
●「ミステリが読みたい!」2016年版〔海外篇〕第1位
1961年、ミネソタ州の田舎町。13歳のフランクは、牧師の父と芸術家肌の母、音楽の才能がある姉や聡明な弟とともに暮らしていた。ある夏の日、思いがけない悲劇が家族を襲い穏やかだった日々は一転する。悲しみに打ちひしがれるフランクは、平凡な日常の裏に秘められていた事実を知ることになり……エドガー賞をはじめ4大ミステリ賞の最優秀長篇賞を独占し、「ミステリが読みたい!」で第1位に輝いた傑作。解説/北上次郎
ウィリアム・ケント・クルーガー
1950年生まれ。オレゴン州で育つ。さまざまな職を経て1998年に発表したデビュー作『凍りつく心臓』でアンソニー賞・バリー賞の最優秀デビュー長篇賞を受賞。2013年に発表した本書は、アメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)、バリー賞、マカヴィティ賞、アンソニー賞の最優秀長篇賞を受賞した。主著に『煉獄の丘』や『血の咆哮』など、元保安官を主人公にしたコーク・オコナーシリーズがある。現在は本書の姉妹篇であるThis Tender Landに取り組んでいる。
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