象牙色の嘲笑〔新訳版〕
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海外ミステリ研究の第一人者、小鷹信光氏による新訳で傑作が甦る!
私立探偵のリュウ・アーチャーは怪しげな人物からの依頼で、失踪した女を捜し始めた。ほどなく、その女が喉を切り裂かれて殺されているのを発見する。現場には富豪の青年が消息を絶ったことを報じる新聞記事が残されていた。二つの事件に関連はあるのか? 全容を解明すべく立ち上がったアーチャーの行き先には恐ろしい暗黒が待ち受けていた……。錯綜する人間の愛憎から浮かび上がる衝撃の結末。巨匠の初期代表作、新訳版。
著者紹介
1915年アメリカ合衆国生まれ。大学卒業後、1944年から46年まで海軍に勤務。1944年に小説家デビュー。1949年以後、私立探偵リュウ・アーチャーを主人公とした作品を中心に発表。1964年に『さむけ』(早川書房刊)でCWA(英国推理作家協会)シルヴァー・ダガー賞、1974年にMWA(アメリカ探偵作家クラブ)巨匠賞を受賞。ダシール・ハメットやレイモンド・チャンドラーと並んでハードボイルド小説を代表する作家とされ、後世のミステリ作家に多大な影響を与えた。
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