貨幣の「新」世界史──ハンムラビ法典からビットコインまで
商品詳細
ハヤカワ・ノンフィクション
「実務家としての経験に照らしても、経済史の研究者として読んでも、じつに刺激的でユニークな『お金』の履歴書」
――水野和夫(法政大学教授。『資本主義の終焉と歴史の危機』著者)
「面白い本だ。著者は金融危機と銀行業に対するあなたの考え方を刺激するだろう」
――ポール・ヴォルカー(FRB元議長)
「本書は貨幣の物語に新たな生命を吹き込む。あなたが苦労して稼いだお金のうち、いくばくかを費やすだけの価値がある」
――リチャード・ブランソン(ヴァージン・グループ創業者、会長)
「貨幣の歴史に対する並外れた考察」
――ジミー・カーター(アメリカ合衆国第39代大統領。ノーベル平和賞受賞者)
「歴史に哲学、それに人々の逸話を織り合わせた、うっとりさせられる物語」
――ウォルター・アイザックソン(作家・ジャーナリスト。『スティーブ・ジョブズ』著者)
その他、《ハーバード・ビジネス・レビュー》、《ビジネス・インサイダー》などに書評多数。
《ニューヨーク・タイムズ》&《ウォール・ストリート・ジャーナル》ベストセラー!
・お金のルーツは人類誕生以前にあり?
・「債務」は「コイン」よりも歴史が古い?
・日本の「お中元」「お歳暮」の慣習はなぜユニークなのか?
・宗教がこぞって説く「富は少ないほどよい」「足るを知れ」の真意とは?
・貨幣を見ればその国の盛衰が予測できる?
私たちはなぜこれほど「お金」に翻弄されるのか?−− 2008年の金融危機の渦中でこんな疑問を抱いたウォール街の投資銀行家が、日本を含む25カ国以上を訪れ、脳科学、行動経済学、歴史学、宗教学、古銭学などの専門家に取材を重ね、「お金」の起源とその魔
力に迫る。ポール・ヴォルカー、リチャード・ブランソン、ジミー・カーターら名だたる著名人が賛辞を寄せ、《ニューヨーク・タイムズ》、《フィナンシャル・タイムズ》などの主要メディアで絶賛を浴びたベストセラー。序文・ムハマド・ユヌス(グラミン銀
行創設者、ノーベル平和賞受賞者)。
■著者紹介
カビール・セガール Kabir Sehgal
米電子決済サービス企業ファースト・データ企業戦略担当。元JPモルガンの新興市場部門ヴァイス・プレジデント。アリババのIPO(新規株式公開)などを担当。ダートマス大学、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス卒業。著書に、ベストセラーとなっ
た児童書A Bucket of Blessings(共著)など。ジャズ・ミュージシャンでもあり、プロデュースしたThe Offense of the Drum、Cuba: The Conversation Continuesでグラミー賞を2度受賞している。米海軍予備役、外交問題評議会の任期付会員、大統領選挙戦の
スピーチライターも務める。公式サイト:kabir.cc
■訳者略歴
小坂恵理(こさか・えり)
翻訳家。慶應義塾大学文学部英米文学科卒業。訳書にストーン&カズニック『オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史 2』(共訳)、ローゼンバーグ『クール革命』(以上早川書房)、パラシオス=ウエルタ編『経済学者、未来を語る』、カリアー『ノ
ーベル経済学賞の40年』、ステイル『ブレトンウッズの闘い』、バーバー『食の未来のためのフィールドノート』ほか多数。
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