著訳者 > ア行 > > アクゼル, アミール・D > 神父と頭蓋骨──北京原人を発見した「異端者」と進化論の発展
著訳者 > ハ行 > > 林 大 > 神父と頭蓋骨──北京原人を発見した「異端者」と進化論の発展
ジャンル > ポピュラー・サイエンス > 神父と頭蓋骨──北京原人を発見した「異端者」と進化論の発展
ジャンル > ノンフィクション > 神父と頭蓋骨──北京原人を発見した「異端者」と進化論の発展
ジャンル > 伝記/評論 > 神父と頭蓋骨──北京原人を発見した「異端者」と進化論の発展
種類 > 単行本 > 神父と頭蓋骨──北京原人を発見した「異端者」と進化論の発展

神父と頭蓋骨──北京原人を発見した「異端者」と進化論の発展

価格 : 2,420 円(税込)
原書名 : The Jesuit & the Skull
ISBN : 9784152091390
刊行日 : 2010/06/24
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商品詳細

アミール・D・アクゼル
林 大
ISBN 9784152091390

佐野眞一氏、感嘆!
「読む者にカラ元気ではない、掛け値なしに本物のエネルギーを注入する本である」(本書解説より)

稀代の科学者にして、冒険家、思想家の顔を持つ異能の神父の生涯!

一流の古生物学者、地質学者にして、敬虔なイエズス会士であったピエール・テイヤール・ド・シャルダン神父(1881‐1955)は、科学と信仰を融合させた独自の理論で知られる。そこには若き日に経験した第一次大戦の、毒ガス漂う苛烈な戦場の記憶も陰翳を添えた。しかし、その先鋭性ゆえに教会からは異端視され、テイヤールはパリから異郷中国へと「流刑」に処される。図らずもその中国で、彼は周口店における北京原人の発見に立ち会い、「ミッシング・リンク」の研究に重要な貢献を果たすことになった。戦時の混乱のさなかに消え去り、日本軍の関与も囁かれるこの原人骨は、今日なお捜索が続く。

「流刑」以後のオルドス、ジャワ、インド、アフリカなどへの調査行、銃弾をかいくぐって進むシトロエンのシルクロード横断遠征への参加……。それらの旅のなかで、テイヤールは絶え間ない教会からの圧迫に苦しみ、女性芸術家との恋に悩みながらも、独自の思想を深化させていく。その葛藤と思索は、戦乱に揺れる北京で主著『現象としての人間』に結晶した。ダーウィンからリーキー一家へと続くヒトの起源探究に巨大な足跡を残すテイヤール。その劇的な生涯を描き、圧倒的な感興を呼ぶ科学ノンフィクションの傑作。

プロローグ
第1章 晩餐会
第2章 進化のプレリュード
第3章 ダーウィンの飛躍的前進
第4章 石器と洞窟芸術
第5章 ジャワ原人
第6章 テイヤール
第7章 内モンゴルでの発見
第8章 アウストラロピテクスとスコープス裁判
第9章 流刑
第10章 北京原人の発見
第11章 テイヤール、ルシール・スワンと出会う
第12章 黄の遠征とモンゴルの王女
第13章 ルシール・スワン、北京原人を復元する
第14章 北京原人、姿を消す
第15章 ローマ
第16章 余波
第17章 化石の発見はつづく
第18章 北京原人はどうなったのか?
謝辞
付録1
付録2
訳者あとがき
ただならぬ知性と人間性 佐野眞一
参考文献
アミール・D・アクゼルの世界

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