牧野 修
1958〜 <日本>
大阪ミナミ生まれ。大阪芸術大学芸術学部卒。高校時代に筒井康隆主宰の同人誌「ネオ・ヌル」で活躍後、1979年に、SF専門誌「奇想天外」の新人賞を別名義で受賞。数年の沈黙ののち、1992年に〈ハィ! ノヴェル大賞〉を長篇『王の眠る丘』で受賞し、同書にて“牧野修”としてデビュー。1996年には、特異な言語感覚を駆使して少年たちの意識の変容を描いたドラッグ小説『MOUSE』で、高い評価を得る。1999年に、『スイート・リトル・ベイビー』で、第6回日本ホラー大賞長篇賞佳作を受賞。ホラー、ファンタジイ、SFを融合した独自の小説世界に注目が集まっている。