『SFが読みたい! 2024年版』に関する訂正とお詫び

お知らせ

『SFが読みたい! 2024年版』にて、編集部のミスによる誤植がございました。

■ゆずはらとしゆき氏の回答につきまして、国内篇の④、⑤位およびコメント全文(p58)、海外篇の③位著者名「チャック・パラニューク」(p81)が掲載されておりませんでした。以下、国内篇の回答とコメント全文となります。
【国内篇】
①『アブソルート・コールド』結城充考
②『ブラックロッド[全]』古橋秀之
③『魔王都市 空白の玉座と七柱の偽王』ロケット商会 
④『涜神館殺人事件』手代木正太郎
⑤『芥子はミツバチを抱き』藍内友紀
 ①サイバーパンクの眼鏡越しに映し出す、冷えた泥のように絡みつく土着性。ギブスンという鋳型から極東を覗き込む、近未来のディストピア都市活劇。②③ はワンセットのオカルトパンク。似た構造や題材でも27年経ってジャンルはこう変化したのだと。④特殊設定ミステリの先入観で読んだら肝心な部分を取りこ ぼす高密度ゴシックホラー奇想小説。⑤陰鬱ボーイ・ミーツ・ガールSF枠。でも、そんなもの書くひとはあまりいない。

■坂村健氏の肩書が「電脳建築」となっておりますが、正しくは「電脳建築家」となります(p49,70)。また、長山靖生氏の肩書が「文芸サークル評論家」となっておりますが、正しくは「文芸評論家」です(p58,76)。

■国内篇で、川合康雄氏(p47)、巽孝之氏(p52)、藤井太洋氏(p55)の回答が順不同で掲載されておりますが、正しくは右から順に①~⑤位で投票されております。集計自体は正しい点数で行われております。

■海外篇で、岡和田晃氏の回答に誤りがありました(p67)。正しくは、Thomas Pugh『Shub-Niggurath Always Rings Twice』Bolt Thrower Press(TRPG)となります。

アンケートにご回答いただいた皆様、ならびに関係者のみなさまにお詫び申し上げます。

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