フランクフルト・ブックフェアと並び世界の二大書籍見本市であるロンドン・ブックフェア(LBF)の国際生涯功労賞審査委員会はこのほど、24人の審査員の満場一致で、2022年の受賞者に弊社代表取締役社長の早川浩を選出したと発表しました。

LBF国際生涯功労賞は2004年に制定。世界の出版界に重要な足跡を残した個人を表彰するもので、出版者、エージェント、編集者、スカウトなど、国際的な出版に携わる人物が対象となります。過去の受賞者にフランスの〈ガリマール〉社社長アントワーヌ・ガリマール(Antoine Gallimard)、アメリカ〈クノップフ〉社社長のソニー・メイタ(Sony Mehta)、イギリスの〈ワイデンフェルト＆ニコルソン〉社の共同創業者であるワイデンフェルト卿（Lord Weidenfeld）などがおり、アジアでは早川浩が初の受賞となります。

今回の受賞は、アガサ・クリスティー、カズオ・イシグロ、ジョン・ル・カレ、マーガレット・アトウッド、コーマック・マッカーシー、マイクル・クライトン、レイモンド・チャンドラー、ロバート・A・ハインライン、グレアム・グリーン、ダニエル・キイズ、マイケル・サンデル、アーサー・Ｃ・クラーク、アーサー・ミラー、トム・ストッパードなど、海外の文学、ミステリ、SF、ノンフィクション、戯曲作品を、長年にわたり紹介し、国際的な文化交流に寄与・貢献したことが評価されたものです。

贈賞式は例年４月に開催のロンドン・ブックフェア会場で行われますが、今年はコロナ禍のため、後日、改めてロンドンにて執り行なわれる予定です。