デカルトの暗号手稿
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「我思う故に我あり」という言葉で有名な哲学者デカルト。その遺品の中に、錬金術で用いられるような謎めいた文字で書かれた、羊皮紙の手稿があった。後年、その解読に異様な執念を燃やした者があった。ゴットフリート・ライプニッツ――17世紀から18世紀にかけて数学を初めとする諸学に画期的な業績を遺した万能の天才である。ライプニッツがそこまで執着したこの手稿には、何が書いてあったのか?
「数学こそ諸学を統合する普遍の学である」との持論をもち、デカルト座標などの業績を遺したデカルトは天才数学者でもあったが、秘密結社薔薇十字団との関わりを噂されるなど、謎の側面も少なくない。その生涯を追いながら、秘された手稿を手がかりにこの天才数学者=哲学者の新たな一面を明らかにする。
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