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バナナ剥きには最適の日々についてつぶやく
祝・P・K・ディック賞ノミネート“手に取りやすい”最新作品集
どこまで行っても、宇宙にはなにもなかった――空っぽの宇宙空間でただよいつづけ、いまだ出会うことのないバナナ型宇宙人を夢想しつづける無人探査機を描く表題作、淡々と受け継がれる記憶のなかで生まれ、滅びゆく時計の街を描いた「エデン逆行」など全10篇。「コルタサル・パス」を追加収録。解説/香月祥宏 021150