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ホーム > お知らせリスト >絵画展「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」開催中! 『ゴッホの耳‐天才画家最大の謎‐』と合わせてどうぞ!

お知らせ

絵画展「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」開催中! 『ゴッホの耳‐天才画家最大の謎‐』と合わせてどうぞ! (2017/10/25)

10月24日(火)より、東京都美術館にて、特別展「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」がはじまりました(2018年1月8日(月・祝)まで)。この展覧会は、オランダの画家フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-90年)が、浮世絵をはじめとする日本美術から受けた影響と、彼にあこがれ、ゆかりの地を訪ねた日本の画家や文学者の双方に光を当てたユニークな展覧会です。東京は札幌につづく2番目の開催地で、年明けの1月20日(土)からは京都国立近代美術館に舞台を移し、3月4日(日)まで開催されます。
 


この展覧会と関わりの深い1冊が、好評の最新刊『ゴッホの耳‐天才画家最大の謎‐』(バーナデット・マーフィー著、山田美明・訳、2017年9月刊)です。1888年12月、南仏アルルに住んでいたゴッホは、自らの片耳を切り落とすという衝撃的な事件を起こします。画家はなぜ耳を切ったのか? 切った部位は? そして、切り取った耳を捧げたとされる謎の女性とは? 長年南フランスに暮らす英国の女性作家が、7年の歳月をかけて集めた1万5,000人に及ぶ当時のアルル住人たちのデータベースと新発見の資料をもとに、いまなお謎とされる事件の真相に挑む、出色のアート・ノンフィクションです。
 
ゴッホの耳―天才画家 最大の謎―

本書では、ゴッホがあこがれた「日本」の面影を求めて移り住んだ、南仏アルルでの創作の日々が、画家の手になる多数の絵画を交えつつ鮮やかに再現されています。展覧会の前後に本書を読んで頂くことで、ゴッホの作品が立体的に浮かび上がってくるはずです。精神科医の斎藤環さんが病跡学の見地から語る詳細な解説も、ゴッホへの共感を一層深めてくれます。
 
本書の訳者である山田美明氏は、「訳者あとがき」のなかで、著者マーフィー氏のことばを引きつつ、次のように語っています。「著者はこう述べている。『私は特にゴッホが好きというわけでもなかった。でも調査を進めるなかで、その手紙を読み、精神の病と苦闘していた彼のことを考えているうちに、ゴッホのことが好きになっていた』。私も本書を読んでゴッホに親近感を抱き、特にアルル時代の作品には深い愛着を感じるようになった。やはり人物がわかると、その絵の見方も変わるものなのだ」
 
展覧会の会場でも本書を販売しておりますので、ぜひ会場まで足をお運び頂き、本と合わせてお楽しみください。

【開催中】特別展「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」
東京展:2017年10月24日(火)〜2018年1月8日(月・祝)=東京都美術館
京都展:2018年1月20日(土)〜3月4日(日)=京都国立近代美術館
公式サイトはこちら

書籍『ゴッホの耳-天才画家最大の謎-』の詳細ページはこちら
 
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